
名刺の作成にあたり、名刺のデザインやテンプレートを無料でダウンロードする目的とノウハウについて述べています。
プライベート用の名刺を自作する上で、名刺の背景となるデザインや文字・ロゴの作成に自信がない場合。あるいは、優れた名刺デザインを採用したい場合など、ネット上には、名刺デザインに特化した情報サイトがたくさんあるので、そちらから、お気に入りのデザインのテンプレートや雛形をダウンロードして活用することが最も近道です。
無料(フリー)でダウンロードできる名刺のテンプレートと言っても、いずれもプロが作成しているものがほとんどで、けして馬鹿には出来ないものばかり。一般企業が使用する名刺の雛形はあえて地味なものが多い中、プライベートや自営向けのデザインには目を奪われてしまいます。
名刺作りはワードやエクセルなどの編集ソフトを活用して
名刺を自作するということは、「全て手書きで対応する」と言った稀(まれ)なケースを除き、自前のPC(パソコン)を使い、名刺の表裏共に文字や画像を編集・配置して、所定のサイズの用紙に印刷を施すことを意味します。
そして、自前のパソコンをお持ちの場合、編集用に使うソフトウェアは、多くの人がビジネスでもパーソナルでも縁のある、マイクロソフトのワード(Word:ワープロソフト)やエクセル(Excel:表計算ソフト)を使用することが一般的です。
これを受けて、無料でダウンロードできる名刺用のテンプレートの中には、あえてワード用やエクセル用のものが、かなり多く配布されています。
エクセルやワードなどのオフィスソフトには、ソフトウェア自体に、あらかじめ名刺用のテンプレートなどが用意されているので、「所定のサイズやレイアウト【用紙】」さえ指定すれば「自作の名刺を作る」こと自体は、簡単に直ぐ出きるのです。しかし、個性的な名刺を作りたいのであれば、どうしてもネット上から「お気に入りの名刺用テンプレート」をダウンロードしてくる、ということになります。
名刺などの編集機能を見てみると、エクセルより「ワード」の方が多機能・多彩と言え、名刺の作り方の解説では、やはりワードを使ったものの方を多く見受けます。
名刺の作り方【Word実践術】
http://kokoro.kir.jp/know/card1.html
Word2010(ワード2010)基本講座:名刺の作成方法
http://www4.synapse.ne.jp/yone/word2010/word2010_sasi_meisi.html
とは言え、ワードの持つ機能の高さは裏を返せば操作が難解であるということでもあります。そこで、もう1つのビジネスソフトの定番「エクセル(Excel)」の登場となります。
エクセルの名刺作成を無料のテンプレートで行う場合の問題点
エクセルはワードに比べて操作性が軽い上、ワードと同じ雛形のビジネス文書に簡単に計算機能を付加できます。また、データベース機能も使いやすく、顧客管理など、名簿データの蓄積・保存・管理にも適したソフトです。
このことが長年にわたって評価され続け、「ビジネスはエクセル1つで!」という方もけっこういらっしゃるという事実があります。この場合、やはり、名刺のデザイン作成も名簿管理と共にエクセルで行いたいということになり、その需要は無くなることはありません。
それに対して、エクセルでの「名刺作成情報」が極端に少ない理由の一つに、【印刷する名刺サイズの指定と実際の印刷サイズの調整】という、けっこう面倒な問題が挙げられます。
プライベートな名刺などで名刺サイズの規格はあまり気にしないというのであれば良いのですが、普及している名刺サイズの規格は。「横:9.1センチ(910mm)・縦:5.5センチ(550mm)」となっており、規格どおりに印刷しようとする時、【エクセルを使った名刺作成(自作)】の場合、印刷に関して『調整』が不可欠なのです。
それは、エクセル上でテンプレートを自作する場合でも、お気に入りの「エクセル用の無料テンプレート」を入手した場合でも、同じく避けられない問題であり、調整は不可欠です。
以下のページでは、エクセルでの名刺作成による印刷サイズの調整について、詳しく述べています。
エクセル(Excel)の名刺作成用テンプレートと印刷の問題
「・・ところが、ダウンロードしたエクセルの名刺テンプレートを実際に印刷してみると、縦・横共に数ミリ小さいのであります。要するにこのままでは使えないということになってしまいます・・」
エクセル(Excel)用の名刺テンプレートを配布しているサイトは以下のようなところです。
ここでは、名刺に留まらず、エクセル利用の様々なビジネス用の雛形(テンプレート)も用意しています。
関連記事:エクセルで作る名刺は無料テンプレートのダウンロードで
エーワンとエレコム 名刺作りに特化した便利なサイト
パソコンショップの印刷用紙のコーナーに立ち寄ると、カードや名刺などに特化したサイズ・品質の「印刷用紙」にお目にかかります。その中でも、これら専用用紙をリリースすることで知られているのが「エーワン(a-one)」と「エレコム(ELECOM)」という会社です。
エーワンのマルチカードという「名刺専用の印刷用紙」を購入し、a-oneのサイトにアクセスすると、『ラベル屋さん9』というソフトウェアを使って、かなり立派な名刺を作ることができます。
エレコムも名刺印刷の専用用紙を販売していて各種のテンプレートを供給しています。「エレコムらくちんプリント」というソフトウェアをダウンロードすると各種テンプレートも用意されているので、お好みの名刺を作ることができます。
当サイトの関連ページ
以下のような、名刺専用の用紙を購入出来るサイトもあります。
名刺用紙販売(名刺用紙のみ販売)専門の名刺用紙販売所です。
http://meishi.shop-pro.jp/
以上、ご紹介したソフトやサイトとテンプレートを活用して、素敵な名刺をお作り下さい。