名刺のデザインは、名刺自体が千差万別の立場・境遇にある人たちの顔となるものだけに、「名刺デザイン各種」といっても、こちらも千差万別です。
まずは、名刺はビジネス・職業に必須のアイテムであるので、どんな職業に向いたデザインかどうか。医師・教員・社長・役員から飲食業・不動産業、農業・漁業から個人事業主等々、それぞれの職種・業種、はたまた、職業の各取り組み内容によってもデザインのパターンは様々に派生していきます。
ネット上の名刺デザインで、無料ダウンロードが可能なものだけでも、かなりの分野のの名刺デザインをカバーしている現状です。
ビジネス上の厳格な名刺交換の対象となる「名刺」の場合は、あまりに突飛でユニークなものは敬遠されますが、それ以外の趣味・サークル・フリーランスの方々などにあっては、やはり、名刺を通じてユニークな自己主張をしたいもの。
この場合、名刺のデザインに求めるものは、次のようなものとなっています。
名刺デザインはおしゃれで可愛いものが良い
一つのデザインをおしゃれであるとか「可愛い」と思えるかどうか。それには個人差があり、最後は本人が決めることですが、「おしゃれである・可愛い」、といった名刺デザインが比較的多く求められています。
次に、かっこいい・クール・スタイリッシュな名刺デザインが、また、エレガント・高品質（高級）といった傾向の需要も見られます。
かたや、ユニークさの一端として、面白い名刺デザインというのも名刺デザインの定番需要となっています。
そして、このような中、あくまでも、「素敵」であることを前提に、シンプルかつスタンダードでナチュラルに行きたいという方向性も堅実志向として根強いものがあります。
名刺デザインを他人と差別化したい
自分独自の名刺で他人と徹底的に差別化を図りたいと言う場合、それは「すごい」名刺デザインであるとか、ユニークでインパクトのあるオリジナルなデザインということになります。
昨今の風水や占いの盛んな傾向を受けて、「運気」を意識したデザインであるとか、「スピリチュアル」なデザインについても需要があり、この場合、飛びぬけたユニークさを持つ物となるでしょう。
名刺を台紙の材質などでユニークに
名刺は一般的に紙の台紙にデザイン・印刷等をするものですが、この素材を紙以外のものにして「ユニークさ」「オリジナリティ」を出そうという傾向も顕著です。
木材の台紙に名刺を印刷（あるいは書き込む）、金色（ゴールド）の薄い金属に印刷（アメックスのカードの様な感じ）、はたまた、透明プラスチック板を使用してスケルトンにするなど、驚くような材質を使用した名刺デザインも存在します。
その他の目立つユニークさの追求として、とことん和風にこだわる、筆文字で印刷（作成）する、などが見受けられます。
そして、トレンドを意識する現代人の性なのでしょうか、最近の「名刺デザインの流行」が何かを調べ、そこから自身の名刺のデザインを決めていくという傾向も見られます。
